子供を殺してくださいという親たち

子供を殺してくださいという親たち
という漫画、
ebookjapanで話題の漫画
ということで発見。
この漫画って、ノンフィクションなんですよね。

押川剛氏の衝撃のノンフィクションを
鈴木マサカズさんが漫画化した
という経緯があります。

「子供を殺してください」という親たち 1巻

【あらすじ(ネタバレ?)】
1巻は#1から#4までありますが、
#1は1話完結、
#2と#3で2話完結、
#4は2巻に続く内容。

以下、ネタバレというか内容w

子供を殺してください 1巻 ネタバレ



#1
庭で全裸になってバットを振る男性。
そう聞けば「精神異常だな」
って普通は思います。

それを、
目視確認し依頼を受ける
「精神障害者移送サービス」業を営む
「押川」さん。

父親は法律事務所を経営していて、
その息子だから当然、将来は弁護士かな?
と、期待されたいたものの、
成績が下がってそれは無理と。。。

それから、
精神崩壊していって統合失調症に。
そのうち、
飼い猫をバットで虐殺する始末。

「押川」さんの説得の末、
入院させることには成功したけど
すぐに出てきてしまいます。

出てきたら出てきたで、家に帰ってきたら
報復が怖いから家族は
「なんとかしてください」
と匙を投げて引っ越す始末。


ちなにみこの患者さん、
暴力事件を連続で起こし
執行猶予中の事件で実刑判決がくだると。

#2と3
アルコール依存症の話。

意外というか、普通に多いのが
主婦さんのアルコール依存症なんです。

この漫画の中のアルコール依存症の方は男性で、
飲むと暴れるし、暴れるだけではなく
車の運転もしてしまう症状が。。

こんな人にもし轢かれて死んだら死にきれません。

アルコール依存症になったきっかけは、
父親に包丁で切り付け
20針の怪我を負わせたこと。
オチは父親にあったんですが内容は!?

普通に多いのが主婦のアルコール依存症。
そう考えると、意外に身近にあるもの
なのかもしれませんね、アル中。

漫画にでてきたアルコール依存症の男性は、
幼い時から昆虫をいたぶり殺す癖があり、
野良猫や飼い犬も殺ってたらしい。。
生来から持ってる「気質」は
矯正できるのでしょうかね?

本人にその気がないのが
「精神疾患」
ということになるのか。。

難しいですね。


感想 【鈴木マサカズさん】
最初はゆるーく
「町田ほろ酔いめし浪漫」
で知って興味を持ち、
「銀座からまる百貨店」
でそういう漫画家さんですか!
となり。

今回の「子供を殺してくださいという親たち」
でますます気になっている
漫画家さんになっています。

なかなか書くのをためらう
テーマでもあると思うので余計に。
いったいこういう人たちを
どうやって更生させられるのか?

行政がやらないというより
誰もできないというのが実情だと思う。

社会から外れ、誰にも必要とされず
ただ生きてるだけの毎日は
本人自身が一番辛いはずだ。
(本当のところは本人のみぞ知るだけど)
この漫画を読んで思うに、
登場する彼らには
見栄や依存心が強すぎる
という共通点がある。

大学受験に失敗しとりあえず就職したが
ちょっと嫌なことがあるとすぐに
辞めてしまい被害妄想も強い。

自分の非を反省することなく
何かにつけて他者のせいにする。
そして親も同調している。

また、子どもだけでなく親にも
問題があることが多いというか
少なくないというか。

30代で引きこもり、今や60代に
なってしまった男は家の中で
食べるだけ食べてぶくぶく太り、
同居する87になる母親にすら
早く死んで欲しいと思われている。

切ないですね。。